通信工事の初心者ガイド

光ファイバーの工事に資格は必要?就職や転職前になくても問題なし!

記事のまとめ
  1. 光ファイバー(光回線)の工事には、電気通信主任技術者が必要
  2. 資格は入社後に取得するのでOK
  3. 会社によって資格取得の補助制度があるので確認が大切

光回線を申し込めば、工事者が工事にきてくれますよね?

短時間でインターネット環境を整えてくれたり、電話工事もしてくれる工事者は、現場で通信を支える職人です。

「光ファイバー(光回線)の工事に資格は必要なの?」

「光ファイバーの融着工事にも資格は必要?」

結論としては、光ファイバー(光回線)に関する工事には電気通信主任技術者という資格が必要です。

ただし電気通信主任技術者は、現場を監督する人が持っていればよくて、工事者全員が持つ必要はありません。

この記事では、光ファイバー工事に必要な資格について、詳しく解説をしていきます。

電気通信主任技術者の仕事とは?できることやメリットを徹底解説! 「電気通信主任技術者の仕事ってなにするの?」 「どんなことができるの?」 「どんなメリットがあるの?」 電気通...

光ファイバー(光回線)工事は電気通信主任技術者が必要

光ファイバーの工事に必要な資格

  1. 光ファイバー(光回線)の工事には、電気通信主任技術者の資格が必要
  2. 現場監督が持っていればいいので、なくても資格は始められる

国家資格の「電気通信主任技術者」が必要

光ファイバーの工事には、電気通信主任技術者の資格が必要です。

電気通信主任技術者は、総務省が定める国家資格になります。

資格は電気通信事業法という、いわば通信のルールともいえる法律に明記されていて、NTTやKDDI、Softbankも、この法律に従ってサービスを提供しています。

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電気通信主任技術者は現場監督が持っていればOK

電気通信主任技術者の資格は、工事をするのに必要な資格ではありません。

工事現場を監督するための資格です。

そのため現場の工事半が全員持っている必要はありません。

でも現場で工事するなら、ゆくゆくは工事班長と呼ばれる工事の親方となって、現場を取り仕切りたいですよね?

そうなるためには、やはり電気通信主任技術者の資格は必要になります。

光ファイバー(光回線)工事の内容とは?

光ファイバーは、光回線と呼ばれる通信回線に使う素材です。

光ファイバーの工事は、電柱間で光回線をつないだり、電柱から建物へ引き込んだりします。

素材はガラス繊維で作られていて、折り曲げれば「ポキッ」と折れてしまいます。

この光ファイバーを電柱から建物へ引きこんで、実際に使う建物で保護する素材から取り出し、融着して端末と接続したりします。

近くの電柱まで光ファイバーが来ていなければ、電柱間をつなぐのも仕事です。

光ファイバー(光回線)工事は未経験でもOK

光ファイバー(光回線)の工事は未経験でも大丈夫?

  1. 仕事を始めてから資格を取ればOK
  2. 会社によっては資格取得の必要を負担してくれるかも
  3. 異業種から転職なら若いうちがおすすめ

仕事を始めてから資格を取ればOK

光ファイバーの工事に関する資格は、仕事をはじめてから取得すれば大丈夫です。

電気通信主任技術者は、工事をするための資格ではなく、現場監督をするための資格になります。

そのため現場を取り仕切る工事班の誰かが持っていれば、問題ありません。

もちろん工事班長として活躍するには資格は必要ですし、給料にも関係する場合も多く早めに取得したほうがメリットが大きいです。

会社によっては資格に必要な費用を負担してくれる

光ファイバーの工事に関する資格は、会社が費用負担をしてくれる場合があります。

費用負担とは、受験費用を会社が負担したり、取得したら奨励金を出したりすることです。

就職や転職活動前には、あらかじめ確認して資格取得の補助制度があるか、確認をしてみましょう。

もし補助制度があれば、入社前に勉強をして、取得だけ入社後にすれば費用負担を受けられます。

異業種からの転職はなるべく若いうちに

異業種から転職するなら、なるべく若いうちがおすすめです。

もちろん経験者や資格のある方なら、年齢に関係なく即戦力として活躍を期待され、就職や転職活動には困らないでしょう。

しかし未経験からの転職となれば、武器は若さや人間力と言ったヒューマンスキルになります。

特に工事者が若ければ、習得したスキルを長く活かせるため、会社としても長く働いてくれるのを期待しています。

もし悩んでいるなら、早めに一歩を踏み出しましょう。

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光ファイバー(光回線)工事の資格は入社して取得でOK!

この記事では、光ファイバーの工事について、必要な資格や資格取得の必要性を解説してきました。

記事のまとめ
  1. 光ファイバー(光回線)の工事には、電気通信主任技術者が必要
  2. 資格は入社後に取得するのでOK
  3. 会社によって資格取得の補助制度があるので確認が大切

光ファイバー(光回線)の工事には、電気通信主任技術者の資格が必要です!

工事のための資格ではなく、現場監督の資格なため資格がなくても工事はできます。

ただし、ゆくゆく現場監督や、1人で工事をするには必要な資格です。

電気通信主任技術者には、「線路」「伝送交換」の2種類があります。

光ファイバーの工事に必要なのは、電気通信主任技術者の「線路」です。

詳しくはこちらの記事で解説しているので、詳しく知りたい方は参考にしてください!

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