通信工事の初心者ガイド

電気通信主任技術者と工事担任者の違いは?資格の選び方も一緒に解説

記事のまとめ
  1. 電気通信主任技術者と工事担任者の違いはできる工事
  2. 電気通信主任技術者は通信インフラを作る
  3. 工事担任者はお客様の近くで支える

電気通信主任技術者と工事担任者の違いを聞かれても、何が違うのか良く分かりませんよね?

「電気通信主任技術者と工事担任者の資格は何が違うの?」

「どうやって通信工事の資格を選ぶの?」

電気通信主任技術者と工事担任者の資格の違いは、できる工事が違います。

電気通信主任技術者は、通信事業者の設備を作ったり、光回線の開通工事をするのが仕事です。

工事担任者は、お客様の端末設置や設定をしています。

この記事では、電気通信主任技術者と工事担任者の違いについて、分かりやすく解説をしていきます。

この記事を読めば、資格の違いが分かり、さらにどうやって資格を選べばいいか分かるようになります!

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電気通信主任技術者と工事担任者の違いはなに?

電気通信主任技術者と工事担任者の違い

  1. 工事ができる範囲が違う
  2. 電気通信主任技術者は、通信事業者の設備設置まで
  3. 工事担任者はお客様端末を回線へ接続するまで

違いは工事ができる範囲!

電気通信主任技術者と工事担任者の違いは、工事ができる範囲です。

工事の範囲を図示したので、こちらを見てください。

この図にある通り、電気通信主任技術者と工事担任者は、工事ができる範囲が違います。

違いはなに?
  • 電気通信主任技術者:通信事業者が提供する設備設置まで
  • 工事担任者:通信事業者の設備とお客様設備を接続まで

電気通信主任技術者は通信事業者の設備工事まで

電気通信主任技術者の工事は、通信事業者の提供する設備の設置までが工事範囲です。

通信事業者とは、NTT、KDDI、Softbankなどの通信サービスを提供する会社のことです。

例えば光回線の工事を申し込んだら、工事者は電柱から回線を引き込んでONUと呼ばれる端末を設置しますよね?

ここまでが電気通信主任技術者の工事範囲です。

電気通信主任技術者はお客様の端末工事はできません。

一方で通信事業者と一緒に仕事をするため、通信インフラを支えるのが仕事です。

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工事担任者はお客様設備を通信事業者へ接続するまで

工事担任者の工事は、通信事業者の設備とお客様の設備を接続するのが工事範囲です。

光回線を設置したら、ルーターや電話機を設定して接続しますよね?

端末の設定や設置、回線との接続が工事担任者の仕事です。

工事担任者は電気通信主任技術者と違い、お客様の端末工事やメンテナンスが仕事です。

そのためお客様により近い場所で仕事ができます。

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電気通信主任技術者と工事担任者の資格はどうやって選べばいい?

資格はどうやって選んだらいい?

  1. やりたい仕事から選ぶ
  2. 将来のキャリアを考えて選ぶ

電気通信主任技術者と工事担任者の違いが分かったら、どっちの仕事を選べばいいか悩みますよね?

どちらを選んだらいいか、資格の選び方の参考にしてください!

やりたい仕事から選ぶ

まずはやりたい仕事から選ぶのがおすすめです。

「そんなこと当たり前でしょ?」と思うかも知れません。

でも『やりたいことは何?』と聞かれたら、ちょっと困りませんか?

そんなときは、次のどっちが気になるか考えてみてみましょう。

やりたい仕事はどっち?
  1. 通信事業者と一緒に通信インフラを支えたい
  2. お客様の近くでサポートしたい

電気通信主任技術者の仕事は、通信事業者と一緒に通信インフラを構築して、運営するのが仕事です。

お客様からちょっと遠い場所で、日本の通信インフラを支えています

工事担任者は、お客様の端末を通信事業者の回線へ接続するのが仕事です。

端末の設定や設置で、お客様の近くでサポートしています。

どちらも通信には必要ですが、まずは魅力を感じた工事をやってみるのがおすすめです。

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将来のキャリアを考えて選ぶ

将来どんなキャリアを歩みたいか考えてみるのもいいでしょう。

通信の工事をする人でも、色々な選択肢があります。

どんな工事者になりたいか?
  • 将来は独立してみたい
  • 色々な工事をやってみたい
  • 1つの工事を極めたい

工事者と一言にいっても、人によって違います。

将来は違う工事をやってみたいなら、どんな会社の求人があるか見てみましょう!

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電気通信主任技術者と工事担任者はやりたい仕事から選ぼう!

記事のまとめ
  1. 電気通信主任技術者と工事担任者の違いは工事範囲
  2. 電気通信主任技術者は通信事業者の端末まで
  3. 工事担任者はお客様の設備を接続するまで

電気通信主任技術者と工事担任者の違いは、できる工事が違います。

電気通信主任技術者は通信事業者と一緒に通信インフラを作ったり、問題なくサービスを提供するためにメンテナンスするのが仕事です。

工事担任者はお客様端末の設置や設定を仕としています。

NTTなどの通信事業者と一緒にインフラを作るのを仕事にするのか?

お客様の近くでサポートする仕事にするのか?

電気通信主任技術者と工事担任者の違いを知って、やりたい工事を探しましょう!

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