通信工事の初心者ガイド

ビジネスホンの配線には資格は必要?オフィスや家庭の電話工事を解説

記事のまとめ
  1. ビジネスホンの配線工事に資格は必要
  2. 理由は主装置に回線を直接引き込み使うから
  3. 複雑な設定やメンテナンスは業者へ任せる

ビジネスホンやPBXの工事が、自分でできるか気になりませんか?

「ビジネスホンやPBXの工事って、自分でやったらダメなの?」

「資格は本当に必要なの?」

ビジネスホンやPBXの配線工事には、工事担任者の資格が必要になります。

工事担任者は、電話回線や光回線の工事に必要な資格です。

なぜなら誰でも電話回線や光回線の工事をしたら、回線の故障や不具合の原因となるためです。

この記事では、ビジネスホンやPBXの配線工事について、分かりやすく解説をしていきます。

この記事を読めば、ビジネスホンやPBXの配線工事に資格が必要と分かり、さらに工事を進めるための方法が分かるようになります!

工事担任者とは?できることやメリット、デメリットを徹底解説! 「工事担任者の資格は役立つの?」 「どんなことができるようになるの?」 「なにかメリットはあるの?」 こうした...

電話機の配線工事に資格は必要?

電話機の配線工事に資格はいるの?

  1. ビジネスホンやPBXの配線工事に資格は必要
  2. 理由は通信会社の回線へ接続工事に資格が必要だから
  3. 家庭用の電話機なら資格はいらない

ビジネスホンやPBXの工事には資格が必要

ビジネスホンやPBXの工事には、工事担任者の資格が必要です。

工事担任者ってなに?
  • 総務省が定める国家資格
  • 光回線やアナログ回線へ電話機などを接続するのが仕事

ビジネスホンやPBXには、電話機の他に端末を動かすための主装置と呼ばれるハード部分がりあります。

例えば、パソコンならwindowsやmacなどのOSがありますよね?

OSがキーボードが入力した文字を表示できるようにしています。

ビジネスホンやPBXの主装置はパソコンのOSと同じです。

ちょっと難しいビジネスホンやPBXの設定には、工事担任者の資格が必要になります。

工事担任者とは?できることやメリット、デメリットを徹底解説! 「工事担任者の資格は役立つの?」 「どんなことができるようになるの?」 「なにかメリットはあるの?」 こうした...

資格が必要な理由は「回線へ接続する配線工事」のため

ビジネスホンやPBXの工事に資格が必要な理由は、回線への接続工事が必要になるからです。

ビジネスホンやPBXの工事のためではありません。

工事担任者の資格は、NTTなどが用意した光回線や電話回線に端末を接続するために必要です。

誰でも電話回線や光回線と直接接続ができたら、どうなると思いますか?

せっかく通信会社が引き込んだ回線が故障したり、不具合が出るかも知れませんよね?

特にビジネスホンやPBXは、主装置へ直接回線を収容する仕組みになっています。

主装置へ回線を収容するから、回線へ接続ができる配線工事が必要なんですね!

家庭用電話機なら資格はいらない

ビジネスホンやPBXとは違い、家庭用の電話機に資格はいりません。

なぜなら通信会社が用意したモジュラージャックと呼ばれる差し込み口と電話機をつなぐだけだからです。

家庭用の電話機は、ビジネスホンやPBXと違い主装置がありません。

難しい使い方はできませんが、接続がとても簡単になってます。

モジュラージャックへ接続する単純な接続工事のため、家庭用の電話機は誰でも工事ができるようになっています。

ビジネスホンやPBXの工事内容は?

ビジネスホンやPBXの工事内容は?

  1. モジュラージャックへ差し込むだけでは使えない
  2. 回線や端末数の設計して端末を設置する

家庭用電話機と違って差し込むだけでは使えない

ビジネスホンやPBXは、家庭用電話機とは違いモジュラージャックに差し込むだけでは使えません。

理由は端末へ指示を出す主装置(パソコンでいうOS)が必要だからです。

パソコンならマウスやキーボードがあっても、OSがなければ使えませんよね?

同じようにビジネスホンやPBXは、主装置がなければ使えません。

家庭用電話機を差し込んで使えるようになるのは、簡単な主装置が電話機に入っているからです!

ビジネスホンやPBXの工事内容

ビジネスホンやPBXの工事内容は、端末の設計から設置、設定まで大きく4つの工事に分かれます。

ビジネスホンやPBXの工事内容
  1. 端末台数や接続回線数、使い方を設計をする
  2. 内線、外線に使う配線を工事する
  3. 端末を設置する
  4. 主装置の設定をする

まずは電話機が何台必要か、電話回線を何本収容するのかなどの全体を設計します。

もちろん電話機の種類や設置場所なども決めていきましょう!

設計が終われば、内線や外線に使う電話回線の配線工事です。

配線工事が終われば、端末を接続して主装置と接続し完了になります。

ビジネスホンやPBXの工事は業者へ依頼しよう!

ビジネスホンやPBXの工事は業者へ依頼すべき

  1. 電話機の設計が必要
  2. 導入後のメンテナンスにもかかわる

電話機全体の設計が必要

ビジネスホンやPBXの工事をするために、初めにするのが全体の設計です。

  • 何台の端末を使うのか?
  • どこで使うのか?
  • どんな端末を使うのか?
  • どんな使い方をするのか?
  • 使うにはどんな設定が必要か?

細かな設定を自分でやるには、やはり無理がありませんか?

これらすべてを自分でやるには、どれだけ時間があっても足りません。

積極的に業者へ依頼して工事をしてもらうようにしましょう!

導入後のメンテナンスも大切

ビジネスホンやPBXの工事では、工事を正確にするのと同じくらい導入後のメンテナンスが大切です。

なぜなら使えなくなったら、すぐに復旧が必要だから。

電話機が使えなかったらどうなりますか?

お客様や重要な取引先からの電話を逃してしまいませんか?

電話機が想う通りに使えるよう、正確な工事は大切です。

それ以上に導入後の定期メンテナンスや、トラブル時のリカバリーも大切になってきます。

電話機の工事に資格は必要!業者へ依頼しよう

記事のまとめ
  1. ビジネスホンの配線工事に資格は必要
  2. 理由は主装置に回線を直接引き込み使うから
  3. 複雑な設定やメンテナンスは業者へ任せる

ビジネスホンやPBXの工事に資格は必要です。

なぜなら主装置に電話回線や光回線を引き込むため。

誰でも回線と自由に接続工事ができてしまえば、通信回線の故障にも繋がります。

だから専門の資格を持った工事者の工事が必要です。

ビジネスホンやPBXは、家庭用電話機とは違うため早めに業者へ依頼して工事をやってもらいましょう!

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